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認知症見守り─近所の目 [認知症]

認知症見守り─近所の目
 家族と介護・下

1万人の世話に
 社会の理解も重要だ。
 「家出1338回、歩いた距離は1844㌔」。大阪市で画廊を営む酒井章子さん(56)は14年までの4年間、認知症で徘徊する母のアサヨさん(88)の記録を取り続けた。初めは玄関に鍵をかけたが暴れたため、後ろから付いて歩くことにした。信号無視や車道を歩くのは日常茶飯事。外出は深夜や早朝を問わず連日に及んだ。
 それでも続けられたのは「好きなように老後を過ごしてほしい」との思いと、周囲の助けがあったからだ。見失った時に警察に連れて行ってくれた人、連絡をくれる近所の人。1万人近くに世話になったという。
 親子の物語は1年前、映画になった。章子さんは批判も覚悟したが、今もアンコール上映が続く。「認知症や徘徊は暗いイメージを持たれがち。ありのままを見せ、『これでもいいんだ』と笑ってほしかった」。自力歩行が難しくなり、眠って過ごすことが多くなったアサヨさん。傍らで章子さんは優しくほほ笑む。
 20160317.jpg
 【2016年3月17日付日本経済新聞・社会】



 酒井アサヨさんと章子さんの物語は、2013年7月25日に放送されましたハートネットTV(http://www.nhk.or.jp/heart-net/tv/summary/2013-07/25.html)でも取り上げられました。
認知症・徘徊─酒井アサヨさん.JPG
 お若い方も、道案内している様子が動画から伺えますね。

P.S.
 動画は ↓
 https://www.facebook.com/atsushi.kasama.9/videos/vb.100004790640447/557828754386808/?type=2&theater¬if_t=video_processed

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