SSブログ

AskDoctors(アスクドクターズ) メルクマニュアル・家庭版 [医療情報公開]

アスクドクターズ ─ トゥレット症候群  メルクマニュアル・家庭版

 「トゥレット症候群」に関する質問もありましたので、専門外にはなりますが回答しました。
 https://askdoctors.m3.com/topics?message_id=15371250

 私は脳神経外科医師ですので専門外になりますが、参考になりましたら幸いです。

 トゥレット症候群に限らず、疾患に関する基礎知識は、メルクマニュアル・家庭版にて情報入手することをお勧めします。
 因みに、トゥレット症候群に関する記述は以下です。
 http://merckmanuals.jp/home/%E8%84%B3%E3%80%81%E8%84%8A%E9%AB%84%E3%80%81%E7%A5%9E%E7%B5%8C%E3%81%AE%E7%97%85%E6%B0%97/%E9%81%8B%E5%8B%95%E9%9A%9C%E5%AE%B3/%E3%83%81%E3%83%83%E3%82%AF.html

「チック症情報室」
 http://kaizen22.com/
 上記サイトには、「トゥレット症候群ガイド」(http://toluretto.kaizen22.com/)というコーナーもあり、そこにはケアに関する記述もあります。
 結論的には、「周りが受け入れて過ごしやすい環境を整えてあげることが大切」ということになりますね。
1)チックは意識的に出しているものではないので、繰り返し注意しても改善しませんし、むしろストレスを与えて悪化してしまう恐れがあります。
2)対処法としては、チック・トゥレットがどういったものなのかをしっかり理解するとともに、本人がすごしやすいような環境を作ってあげることです。
3)そのためには、家族間はもちろん周りの友達や親に対して理解を求めたり、幼稚園や小学校の先生と連携することが重要と言えます。

 ですから、勇気がいることにはなりますが、新しい環境の周囲の方に、「トゥレット症候群」であることをカミングアウトし、理解してもらい、ご本人が前向きに生きることが大切だと思います。


P.S.
 「メルクマニュアル医学百科・家庭版(日本語版)」(http://merckmanuals.jp/home/index.html)は、世界で最も信頼されている医学書の一つである医療専門家向けの「メルクマニュアル」をベースに一般の方向けに書き下ろされたものであり、米国で出版された原書(英語版)を翻訳したものです。

AskDoctors(アスクドクターズ)
 https://askdoctors.m3.com/
 有料サイトにはなりますが、医師に質問でき回答が得られますので有用なサイトです。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。