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医師 40年に1.8万人過剰 [医師不足]

「医師 40年に1.8万人過剰」
 厚労省が推計結果

 厚生労働省は31日、全国の医学部の定員を現状のまま維持した場合、2040年に医師数は1万8千人過剰になるとする推計結果を明らかにした。人口減少によって、必要な医師数も減っていくためという。ただ、日本全体でみた推計で、地域別は出していない。
 同日あった厚労省の検討会で示された。検討会は推計結果を踏まえ、将来の医学部定員数のあり方などを議論する。
 厚労省によると、16年度の医学部定員は計9262人。この数が将来も続いていくと仮定すると、全国の医師数は15年の27万4千人から、40年には33万3千人に増えるという。
 一方、必要となる医師数は、人口推計や医療機関への受診率などをもとに計算した。現状では、必要数と比べて医師数は約3千~約2万6千人不足しているとされる。
 必要数がもっとも多くなる想定でみると、33年ごろに必要数と医師数が約32万人で一致し、40年には必要数が約31万5千人に減り、医師が1万8千人あまるという。医学部定員数は増え続けており、16年度は前年度から128人増。さらに政府は昨年11月、千葉県成田市に国家戦略特区として国際医療福祉大の医学部を新設する計画を決めた。(武田耕太)
 【2016年4月1日付朝日新聞・総合5】
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