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職場の環境改善における課題─経営層の理解不足 [ストレスチェック制度]

職場の環境改善における課題─経営層の理解不足

 「管理職を指導!」に7名もの方から「いいね!」を頂き感謝しております。反骨精神の強い方がたくさんおられるようですね。
 このような問題を公的なFacebookというサイトでは書かない方が良いと思われる方が大半だろうとは思いつつアップロードしました。結構、反響が多かったようですし、職場の方も何名かは読まれたと思いますので、波紋が拡がり今度こそ本当に「レッドカード2枚目」かも知れませんね。
 その前に本格的な抗争が始まるかも知れません。まあその覚悟はできておりますが・・。その抗争が頭の中を巡っていて、昨日は試合(三重県選手権)に集中できなかった・・(=負けた言い訳?)。

 とっても難しい問題であることは分かっております。
 うつ病を患った職員(=私)の「心のケア」を優先し、しばしセーフモードで仕事することを許容するのか、それとも、あくまで利益優先を追求し「心のケア」は二の次と考えるのか・・。
 どちらも大切な考え方であることは承知している! ただし、当事者の私としては、その時に、利益を追求するがために「心のケア」に配慮してくれなかった上司を見限り信頼しなくなるのは当然なのではないかと私は思う!
 その「ツケ」は、うつ病から職員が回復したときに必ず回ってくるものです。反撃という形で・・。いや言い間違えました。反撃ではなく「指導」です。
 逆に、その時に許容してくれた上司には絶大な信頼を寄せるのである。そして、「忠誠」という心が自然に芽生えるのである。私と院長が数年間の抗争を経て仲良くなったのにはそんな背景があったのですよ!

関連サイト
 http://akasama.blog.so-net.ne.jp/2016-03-12-3


 やはり、鍵を握るのは、「経営層の理解」が得られにくいことのようです。

職場の環境改善における課題─経営層の理解不足
 一次予防における組織アプローチである職場の環境改善においては,経営層の理解および主体的関与が必須であることは先述したとおりである。しかし,ストレスチェック制度の施行に伴い,メンタルヘルス対策を導入した事業場においては,経営層の理解が不足している現状がある。そのような事業場においては,努力義務であるストレスチェック結果に基づく集団ごとの集計,分析と職場の環境改善は後手にまわりがちである。個人へのアプローチだけでは,メンタルヘルス対策としては不充分であることを経営層に理解してもらうためには,これまで積み重ねられてきたエビデンスをもとにメンタルヘルスと生産性との関係などを数値で示し,メンタルヘルス対策を個人,組織双方にアプローチし推進していくことが経営に直結することを理解してもらう必要があるだろう。
【大庭さよ:職場の環境改善─メンタルヘルスの観点からどのように働きかけるか?─. 精神科治療学 Vol.31 37-42 2016】
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